+
コンスタンチン・チャイキンは現代の時計製造の使命として取り組んでいる慈善活動支援。 そのプロジェクトから新しく「セネカ」を発表しました。
セネカ・ウォッチのデザインを開発するにあたり、彼は現代の暦の起源が古代ローマにあることを強調しました。特に、ルキウス・アンナエウス・セネカが生きていた1千年紀の変わり目の時期に、暦に関する重要な出来事が起こったことに注目しました。現在も使われている12か月のシステムは、紀元前45年にユリウス・カエサルの改革によって導入されたものです。さらに、同じ頃にローマ人は7日間の週を採用し、現代の暦の基礎となる組み合わせが確立されました。 ユリウス暦が導入される前、ローマではローマ共和暦が使われていました。この暦は、伝説によるとローマの第2代王ヌマ・ポンピリウスによって導入されたとされ、太陰月を基にしていました。そこでコンスタンチン・チャイキンは、セネカ・ウォッチに日付表示とムーンフェイズの両方を搭載することにしました。
この時計のムーンフェイズ表示は、従来とは逆さまになっており、月が笑顔を見せるデザインが特徴です。このユニークなスタイルは、2017年に「ジョーカー」が話題となり、リストモンシリーズが登場して以来、一貫して採用されてきました。その後、2019年以降、一部のリストモンには曜日表示が追加されましたが、日付表示は搭載されていませんでした。そのため、セネカ・ウォッチは日付を表示する初めてのモデルとなります。 さらにチャイキンは、セネカ・ウォッチの表示をより独創的なものにするため、日付の数字にラテン文字を組み込みました。これらの文字は、1か月を通して並ぶことで、セネカの言葉「Recte facti fecisse merces est(正しい行いそのものが報酬である)」を形成する仕組みになっています。このようなユニークな機構の組み合わせを実現するために、チャイキンはセネカ・ウォッチ専用の新しいムーブメント「K.18-1」を開発しました。
1個の商品
Sale

Unavailable

Sold Out